「うつ」について

「鬱」という漢字

「うつ」という漢字は、読めるが書けないという方が多いと思います。
複雑でもあるし、日常会話には出てきても、わざわざ書くことがないからですね。

この「鬱」という漢字、漢字検定2級であれば覚える必要がありますが、
日常的に覚える必要は無いでしょう。
しかし、複雑な文字だからこそ書けたらいいな。と思う方もいらっしゃるかな?

「リンカーンはアメリカンコーヒーを3杯のむ」と覚えると良いそうです。

リンカーン:林と言う字の間に缶と書きます。
は    :ワ と冠を書き
アメリカン:※と覚えます
コーヒー :※を囲む形で覚えて
3倍飲む :ひげを3本

良く考えられたものですね。

「鬱」の意味

この漢字のもつ意味は、

1.しげる(木がしげる)鬱蒼(うっそう)としげる
2.さかん(物事がさかんなありさま)
3.ふさぐ(気がはればれしない)

そういえば、うっそうとした雑木林に…などとニュースや小説にも
聞き覚えのある言葉です。

しかし物事がさかんなありさまで使う事はあまりありません。

ふさぐ。そうですね、気がはればれしない。
最近では、この何かしら心の状況である「うつ」が一般に使われることが多いように思います。

こころの状態である「うつ」

こころの状態、精神の状態ですので、病気かどうかの境目(さかいめ)は誰にもわかりません。
症状が著しく悪い場合は、病気と自他共に思うでしょうが
熱を測る体温計のように、状態を数字であらわるのは困難です。

ですから、家族が
「最近、良くない。」とか「回復しているようだ」と感じたとしても
本人は、まったく別の方向を向いていることが多々あると思います。

「鬱」の症状

一般に下記の状態を「うつ」と言われるようです。軽度

・気分が落ち込んでいる。
・憂うつで理由もなく悲しい気持ちになる。
・希望が無い
・興味や喜びが無い
・おもしろくない

少し進んだ状況 中度

・口数が少なくなる
・じっとしていられない
・考えがまとまらない
・注意力散漫
・人のいう事が理解できない
・人に会うのがおっくうになる
・悪い方に考え、自分を責める
・死んだ方がマシだと考える

軽度に上げた状態というのは、いろんな毎日の複雑な人間関係や
思うようにならない希望に対して、そのような感じを感じるのは
普通の事です。

ただ、その状態が1日のうちのある数時間である場合は問題が無いでしょう。
たとえば、誰もいない食卓の椅子に腰かけ、
なんとなく気分が落ち込んでゆううつな気分でため息をするものの、
「あ、夕食の買い物にでかけなくっちゃ」と外へ出て買い物をしたり
近所の方に偶然あって立ち話をしているうちに、先ほどまでの憂うつ
な気分が和らいだ。そんな状況では、「うつ」の状態とは言えないでしょう。

基本的に「何だか面白くないな!」という気持ちは変わらないと思いますが
病気のように自分を追い込み、決めつけてはいけません。

そんな状態であれば、まず睡眠状態を健全に持って行くことで
随分、心の状態が良くなります。

少し戻りますが、先ほどの「うつの症状」について
わたくし個人も周りが重くならないうちに病院へ行った方が
良いのじゃないの?と言われている時の自分の状態は、

テレビを見ていて、誰かが何かをしているのを見て、
「なんて意味の無い事をしているのだろう」と思うと、次に
「わたしが生きていて意味があるのだろうか?」と思います。
それは「死にたい」「死んだ方が良い」という事ではありません。

「生きている事」の追及を始めて、それには答えが無いので
答えのない問題を抱えてしまっている状態にありました。

また、その時わたくしはこうも考えました。
「人が笑う、楽しいって そんな感情はいったいどこからくるんだろう」
「今まで、幾度か笑っていたけれど、それはどんな感じだったのだろう」

悲しくは無い、苦しくもない。
それと同じように、楽しくない、意味がない。

そして、今はその事をあまり考えなくなりました。
治った。という事でしょうか?
治ったと言ってしまうには、あまりにも「うつ」を軽視しているように
思います。

こころはそんなに簡単ではない筈です。
いつでも、その闇のような場所に行くように思うからです。

「鬱」の原因

「鬱」の原因は人それぞれでしょうし、複雑な性格環境の中では
その方が、どの部分でひっかってしまったか?は容易に解るものでは
ありません。

しかし、一般に次のように定義されています。

・睡眠異常
・食欲の低下や増加
・ストレス等の疲労
・ホルモンの異常

実際に「うつ」を経験された方は、おそらく上記のどれにも
属さない。と思う方が多いと思います。

わたくしも、これと言った原因は見つけられませんでした。

わたくしは現在、自分ではおそらく「うつ」では無いだろうと思っています。
どうして治したか?という部分は、解りません。
ここ2~3年の環境の変化が改善をさせたのかもしれません。

ただ、わたくしも経験した「うつ」という状態にある方に
なにか、そこから抜け出せるお手伝いができれば、
わたくしの経験も役に立つのだろうか?と思うばかりです。

少しづつ、お話を進めたいと思います。

葉月硝子

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