映画「ビガイルド」

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英語が得意な方以外は何とも一度では覚えられない題名です。
そもそもどういう意味?と調べましたら、「だます」「だましてさせる」等の他に「楽しませる」「紛らわす」ともあって、あまりにもはっきりしません。
ここではビガイルドの意味は「だましてさせる」が正しい訳となりそうです。

この映画「ビガイルド」の簡単な内容は、
南北戦争時代の南部、隔絶された女子寄宿学院で7人の女性が暮らしています。年齢はいろいろ。そこに怪我を負った北部(敵方)の兵士が介抱の為、寄宿学院に連れてこられます。

女性7人と男性1人。やがて情欲と危険な嫉妬に支配される。そして決断。

という風に説明はされていますので、どれだけドロドロしているだろうかと思いきや、なんとあっさりした映画です事!各女性の嫉妬もそう強くは感じられませんし、最後の決断とやらも、普段クリミナルマインドを好んで見ているわたくしとしては、それぐらいの事。びっくりしないわ。という感じです。

ただ、その時代の服装やニコールキッドマンの演技が楽しめました。

皆様、女性ばかりで住んでいるところにたった一人の男性が来ただけで、そんなに心が動くものなのでしょうか?多少、心が動いたとして、気持ちのままに行動すればこれまでの静寂な幸せが無くなる。それと引き換えにして良いだろうか?等とは考え無いでしょうか?

ましてや敵国の兵士。かくまっただけでも、何かが起こりそうな気配です。
兵士が足に怪我をし歩けずに音楽室で休んでいる間に、自国の兵隊さんが訪ねてくる場面があります。

その時、ニコール・キッドマンがその兵隊と玄関の門扉で会話をしている間、窓からの様子をうかがう6人の女性はそれぞれに、この屋敷で敵国の兵士を休ませていることを言わないで!と願う場面があります。

この時、ニコール・キッドマンがいつもと変りない挨拶で兵隊をやり過ごした時に、すでにニコールも心が動いていたのかもしれませんね。しかし、この時に負傷した敵国の兵士を隠すべきでは無かったのではないかと思います。ニコールの立場上…という事ですが、だって…結局…結果は同じ結末だったのですから…。

是非、劇場で見て下さいね。

葉月硝子

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